2021年

4月7日発売

アジャイル開発とスクラム

​第2版

弊社代表、平鍋健児著『アジャイル開発とスクラム』第2版が出版されました。
日本を代表する経営学者、野中郁次郎先生、そしてデンソーの及部敬雄さんとの共著です。

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​推薦のことば

“スクラムガイドは2020年末、ソフトウェア開発を越えて営業、経理、人事など様々な活動、自動車やヘルスケアなど様々な業界で使われている現状に合わせて、実践者の意見を取り入れて進化した。読者の組織が、野中先生の論文で書かれたように、元来持っているチームワークの力を取り戻すことを願っている。 “

スクラム共同考案者 ジェフ・サザーランド

“イノベーションは『実践知』から生まれる。日本発の知識創造プロセス、スクラムは、米国において新しいソフトウェア開発手法として生まれ変わり、今、日本に帰ってきた。”

 

 

 

ハーバード大学経営大学院教授 竹内弘高

平鍋健児

この特集では、出版にあたって本の見どころを平鍋が紹介します

​読んでほしいポイントは?

多くの人に読まれた本書の第2版を出すことができました。初版から時間がたち、思ってもいない勢いでアジャイル開発やスクラムが日本でも積極的に採用されるに至っています。エンジニアレベルでは1つの常識になった手法ですが、まだまだビジネスや組織改革手法としては認知が足りないと思っています。そして、スクラムには、そのポテンシャルがあるのです。

その目的から、今回は技術的な詳細をばっさりそぎ落とし、日本の事例を刷新、さらに、経営視点からも、野中先生の新刊『ワイズカンパニー』と直結するように後半を磨きました。コラムとしても、「アジャイルと契約」についてを追加するなど、日本のビジネスパースンに今読んで欲しい内容を盛り込みました。

また、スクラムの発展系として、複数チーム、組織ワイドでの取り組みを支援すべく、スケールフレームワーク(組織的な取り組み手法)として現れてきた、SAFe、LeSS、Nexus、Scrum@Scale、DA、らの概要も加え、さらに組織内で活動を広めようとしている方にも読んでもらえるようにしています。

今、アジャイルはソフトウェア開発手法から、ビジネス加速、創造性のある働き方、顧客との関係づくり、組織の意思決定手法の改革、という分野にも強い影響を与えています。ぜひ、アジャイルを経営視点・マネジメント視点で考えている方に読んでもらいたい内容です。

どんな事例がはいっている?

本書の中には、IMAGICA Lab.、KDDI DIGITAL GATE、NTT コムウェアそして ANAシステムズ + 永和システムマネジメントの事例が掲載され、それぞれが特徴を持った「日本のアジャイル」の事例になっています。日本のアジャイルの事例が本になっているものはないですから、この事例集がこの本の目玉、ということになるでしょう。各事例には、平鍋による著者へのインタビューが含まれ、苦労した点、工夫した点などを掘り下げています。

例えば、最後の例では、「ユーザ企業、システム会社、ITベンダー」という日本特有の産業構造の中で、受発注という関係でなく、共創・共育関係を作っていった事例になっています。
1つの事業会社に閉じて内製でアジャイル開発を行うのでなく、典型的な日本のSI受発注構造の中でもアジャイルは今後、採用が進むと思います。


今回のウェビナーでは、この事例になったプロジェクトチームから、最近定番になった「オンライン・アジャイル」をご紹介する予定です。
 

​出版記念ウェビナーを開催します!

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ウェビナーは、本書のエッセンスをお伝えする第一部と、上記事例の今を伝える第二部で構成しました。

第二部では特に、事例の内容から現在に至り、コロナ禍もあって開発手法、コミュニケーション手法も大きく変わりました。その中で、リアルな開発のやり方や見える化ツールの使い方、チームワークの保ち方など、「オンライン・ネイティブ」での開発における工夫を、現場感を持ってお伝えいたしたいと思います。

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