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  • 岡島幸男

アジャイル基地としてのASF

ディレクターの岡島です。


先日、平鍋さんのブログに「アジャイル基地をつくるパタン言語」という記事がアップされました。読まれた方はいらっしゃいますか?

詳しくはリンク先を見ていただきたいのですが、日本の様々な場所に増え続けている「アジャイル基地」で働く人たちが集まって、その設計や運用における共通のコツやノウハウを、パタン言語としてまとめてみよう!という試みです。


私も、パタンのライターとして参加し、いくつか書かせていただきました。どれも思い入れはありますが、今日はそのうちの一つ「チームの意見をデザインする」をピックアップしてみます。


写真は、アジャイルスタジオ福井施工中のある日です。


アジャイルスタジオ福井を作った時は、何人かのメンバーとチームを組み、ホワイトボードや机・椅子などをどうしたいか、ロッカーや会議スペースをどうするかなどを決めていきました。全体コンセプトこそ私が決めさせてもらいましたが、それ以外は全てメンバーが主役です。

メンバーはショウルームに見学に行ったり、参考となる施設を調査したりと、主体的に活動してくれました。おかげで、設計専門の業者さんやデザイナーさんは不在だったものの、思い入れのあるアジャイル基地になったと思っています。


もう一つ、パタン集ではクローズアップしていませんが、管理部門との連携も重要なポイントです。


ユニークなアジャイル基地とはいえ、それも会社の資産の一つであり、(消防法等)建築における様々な考慮や、継続的なメンテナンスが必要です。実際、私たちの管理部門の担当者は、工事にずっと立ち会ってくれたり、部屋が心地よくなるための様々なアドバイスをくれたり、什器を安く仕入れるための交渉を買って出てくれたりと、主体的に関わってくれました。

また、チームの意見をデザインに極力取り入れるといっても、制約はあります。予算は当然のこと、「床の底上げが必要(福井の冬は寒いのです。写真はまさに底上げの最中)」「柱の撤去はできない」「窓の追加や撤去はできない」などなど。これらの制約は、大概は管理部の範疇であり、相談が必要です。


アジャイル基地を作り、改善し続けるには、そこで働くメンバーだけでなく、会社・組織の様々な人を巻き込みましょう。


ともすれば、ルールを作り守る側の管理部門と、アイディアを実現したいアジャイル基地チーム側が対立構造を生んでしまう可能性もあります。なのでそうならないよう、最初からワンチームで臨むのです。

もちろんチームは組むだけでなく機能させる必要がありますが、それには、アジャイル開発で学んだマインドや手法が参考になります。「頻繁な同期」「オープンなコミュニケーション」「現地現物」などなど。


最後に、「今後はリモートワーク中心になりそうで、アジャイル拠点はどうなるんだろうか。そもそも必要?」と問いたい方もいらっしゃるかと思いますが、私の答えは、「リモートがメインとなっている現状だからこそ、アジャイル基地=アジャイルスタジオ福井があって本当によかった」です。


アジャイルスタジオ福井で培ったノウハウやチームの絆が、リモートになっても失われていないのは、アジャイルスタジオ福井という存在が、単に会社組織のシンボルという意味合いを超え、イデア(理想形)として、チームメンバーの心の中に有効に機能していると捉えているからです。


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