検索
  • 岡島幸男

ASFにとっての共創の意義

ディレクターの岡島です。


アジャイルスタジオ福井は「アジャイル共創」というサービスを展開していますし、社長の平鍋も、顧客とベンダーのエンジニアが一緒になって作る=共創の場としての開発拠点が必要で、日本ではそのスタイルがなじむ、と常々申しております。


そのような背景もあり、私も普段から共創という単語をよく口にしますが、本日は改めて「共創」という言葉の意味について考え、私たちの「共創」の意義づけをしたいと思います。


辞書(goo国語辞書)的には「共創」は、「異なる立場や業種の人・団体が協力して、新たな商品・サービスや価値観などをつくり出すこと。コクリエーション。」とのことで、そのままASFの共創サービスの説明に使っても違和感はありません。アジャイル共創サービスは、顧客である事業会社のエンジニアと、ベンダーのエンジニアである私たちが同じ場所でチームを組んでソフトウェアを開発します。


ただ、このような、顧客とベンダーが一緒に活動する「共創」という開発スタイルの在り方について、もう少し深くイメージすべく、自分なりに考えたりいろいろ調べる中で、一番感覚が近いと感じたのが、書籍『場と共創』第2章における「共創」の意義でした。


とてもしっくり来たので引用させていただきます。


複数の人間が共同して行う創出行為であれば、それらはすべて「共創」といえるのであろうか。誰かの指示によってそれぞれの分担を決め、仕事の結果を寄せ集めていけば共創になるのだろうか。答えは否であろう。共創の場とは、舞い手と観客の関係のように、一期一会を共にして相互作用が働く場であることに意義があると思われる。(中略)舞い手と観客は、見るもの見られるものという関係を超えて、一体のものとして創出の舞台で行動することになる。(中略)登山でいうならば、互いがパートナーとして批判し合い助け合いながら登頂路を探っていく集団登山のようなものである。


「誰かの指示による分担と寄せ集め」ではなく「相互作用が働くこと」が共創であるという指摘は、私たちがアジャイルスタジオ福井を中心に達成したい「受発注関係に基づく指示命令から、パートナー関係によるワンチームでの活動」への変革を想起し、強い共感を覚えます。


アジャイルスタジオ福井を2018年の10月にオープンしてから1年以上経ちました。これまで、いくつものお客さまと、リモートでのアジャイル開発を通じ、受発注関係を超えたパートナー関係を築いてきたつもりです。


そして、2019年11月。今後もさらに、より多くのお客さまと、「一期一会を共にした相互作用が働く場」で、「見るものと見られるものという関係を超え、一体となった創出」ができる関係を作っていきたく、新しい「場」である「ASF Co-Class」を、永和システムマネジメント福井本社の4Fにオープンしました。



ASF Co-Class は、お客さまとの共創をより意識した施設となっています。モブプログラミングのためのスペースも、より広く、より集中できる場にしたくて、こだわって設計しました。自然にスタンディングでの作業となるよう座席との距離をあえて取り、リモートでの利用も想定し、大きなディスプレイが複数配置できるようになっています。また、お客さまと一緒にプロジェクトを実施することを想定し、東西の壁は全面ホワイトボードです。基本的には、壁際はお客さまとの共創場所とし、それ以外の場所は、それ以外のプロジェクトで利用します。


Co-Class とは「みんなで試行錯誤しながら創る ⇒ 教室」というイメージから若手メンバーに名付けてもらいました。命名だけではなく、企画段階から一貫して若手中心のチームに携わってもらっています。


私は、彼らがさらに成長し、アジャイルスタジオ福井や永和システムマネジメント、もっと言えばエンジニアの世界での主役となるころには、お客さまとベンダーとの関係もより良い方向に進化し、今よりも共創が進んでいると予想しています。

ただ、そのためには、それを実際に体験できる「場」が必要であり、アジャイルスタジオ福井 や、ASF Co-Class が、その先駆者となれるよう引き続き努力していきます。


最後に告知です。2019年11月23日(土)に開催する「Agile Japan 2019 サテライト <福井>」も、この ASF Co-Class で開催します。残席もわずかですのでお急ぎください。


https://esminc.doorkeeper.jp/events/99039


もちろん、見学もお待ちしておりますので、お気軽にお申込みください!

184回の閲覧
Agile Studio
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube

 お電話でのお問い合わせはこちら

0776-25-8488

平日10:00~17:00まで。セールス目的のお電話はご遠慮ください。 

メールでのお問い合わせはこちら

agile-studio@esm.co.jp 

永和システムマネジメント

​株式会社永和システムマネジメント​

 〒918-8231 福井県福井市問屋町3丁目111番地
 

© 2020 ESM, Inc.