- 山田健志
「金融DXへの北國銀行の取り組み」の話をきいて
こんにちは。Agile Studio エンジニア 山田です。
7/19 に開催されました「金融DXへの北國銀行の取り組み」に参加しました。
僭越ながら感想を述べようと思います。
私は、全体をとおしてある一文字の熟語が頭に思い浮かびました。

勇気
アジャイルソフトウェア開発宣言の価値は、アジャイルのセミナーを聞くとほとんどの方が引用していて、十分知っている方もいらっしゃると思います。
では、XP(エクストリームプログラミング)の価値はご存知でしょうか?
そもそもエクストリームプログラミングとは?というところかもしれませんが、エクストリームプログラミングは、アジャイル開発手法のひとつです。エクストリームプログラミングは、発表された当時は4つ(今は5つ)の価値を唱えています。
その中に「勇気」があります。
「変化ヲ抱擁セヨ」を基本姿勢とするXPは、ウォーターフォールの開発からはエクストリームという名前がつくくらい逸脱しています。XPの開発を実施するということは「勇気」がいるのです。
「エクストリームプログラミング」という本には、以下のようなことも書かれています。
勇気のみでは危険だが、他の価値と合わせれば強力だ。
ウェビナーの話の中でも、「システム障害は絶対に起こしてはいけない!・・・本当か?」とテーマに対して、「ある程度不具合がでてもそれ以上の価値を提供しよう」と答えを導かれていました。
私には印象的な話のひとつでした。
昨日のような話をきくと、ずいぶん大きく変化した話だなぁと感じましたが、おそらく、ちょっとした変化を受け入れる勇気を積み重ねた結果だと思います。

ちょっとの勇気の積み重ねが大きく変化をもたらす
そんな風に感じた話でした。