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  • 岡本卓也

公開でScrumをやってみました

更新日:2021年12月15日


この記事は「ESM Advent Calender 2021」の12/15の記事になります。

はじめに

AgileStudioエンジニアの岡本です。

11月24日に「Agile Studioオープン見学会 ~ リアルScrumイベント中継!」というイベントを開催し、そこでウチのチームの作業を生中継で公開してみました。

その時の様子とあわせて、自分達のやり方やそこに込めた思いについて書いてみます。


チームのプロフィール

チーム名 :Team Boat

ゴール  :機械学習教育用コンテンツの開発(社内プロジェクト)

活動期間 :2021年10月~2022年7月の時限プロジェクト(メンバは専任)

現在は学習期間として、1週間スプリントで学習&小規模な開発を繰り返し中。

原則フルリモートで作業し、週に一度(水曜日)だけ本社に集合。




岡本(SM兼DEV)

ソフトエンジニア歴25年くらい

Agile/Scrum歴は10年くらい?





見澤(DEV)

ソフトエンジニア歴15年くらい

Agileエンジニアにリスキル中

ScrumもPythonもGitもVSCodeもこの10月から触り始めました

当日のモブではドライバーを担当


坂部(DEV)

社会人としてのソフトエンジニア歴は1年未満

(今年の新卒入社) Agileネイティブ世代

チームで一番沢山&カッコいいコードを書きます




チームのミッション

お客様の製品を開発するいわゆる受託開発のプロジェクトではなく、機械学習のスキル獲得とビジネス発見をテーマとした社内プロジェクトです。加えて「モダン開発/機械学習の初学者がどうすれば一人前になれるか」という教育の側面もあります。

そこでは製品開発のような「素早く無駄なく価値の高いものを生み出す」のではなく「柔軟に自律してゴールを探しながら走り続ける」という方向にScrumの持つパワーを活用したいとチームメンバがそれぞれに考え、チーム運営やプラクティスの実践をしています。


当日の様子と見どころ


デイリースクラム(朝会)

  • 元気な挨拶! 朝会の大きな目的のひとつは、一日の始めにチームのテンションを上げて「さあやろうか!」という気持ちで作業に入る事です。 そのためにも、朝会をやること自体が楽しくなるように(間違っても始めるのに気が重くなったりしないように)、明るく元気に朝会を始めます。

  • オンラインホワイトボード 今回のチームではリモートワーク主体という事があり、カンバンの良さを最大限リモートでも再現するためにMiroというツールを使っています。加えてソフトウェア開発では必須であるGitHubも使っています。 最初はホワイトボードの分かりやすさを重視してMiro一本だったのですが、やはりコードを触り始めるとGithub Issuesじゃないとうまく管理できないこともありGithub Issuesも併用するようになりました。 こんな感じで試行錯誤しながらやっています。今後も変えていくかもしれません。


モブプログラミング

  • 目的とゴールの共有から始める モブでは実際にコードを書き始める前に、「何をやれば良いの?」を共有することがとても大事です。 GitHub Issuesを使って目に見える形で解決したい課題やゴール、具体的な実装の進め方などをチームで確認してからモブプログラミングを始めます。

  • ドライバーとナビゲータのふるまい ドライバーは、チーム全員で進めることを意識して、「ここはどうやって書くんだろう」「ちょっと分からないな」「この言葉を調べてみよう」みたいにできるだけ自分の考えを口に出して周りのナビゲーターに伝えながら進めます。 ナビゲーターは、ドライバーの様子をよく見ながらドライバーの思考や理解のペースに合わせるように周りから支えます。

  • SMのふるまい モブメンバとしてのふるまいの他に、コーディング作業がヒートアップし過ぎないよう途中に簡単な確認を挟んだり、メンバが作業に飽きたり疲れたりしないよう別のメンバに話を振ったりなど、チームにとって心地いいペースが維持できるように気を付けています。


レトロスペクティブ(ふりかえり)

  • ファシリテーターのふるまい 本チームのふりかえりは課題の解決や改善よりも、チーム内の気づきや認識の共有を重視しているため、いかにメンバが自由に感情を表に出せるか?という点に気を配ってファシリテートしています。

  • プライベートの話題や雑談をはさむ 上記に関係しますが、プライベートな話題や雑談はメンバ間の心理的障壁を取り除くのにとても大きな効果があります。 ふりかえりの中でひとりのメンバが「友達と会ってきて楽しかった!」みたいな付箋を貼りだしたところ、「それは良いね~」という感じで他のメンバも真似してワイワイやるようになってきました。


スクラムマスターとしての思い

  • 楽しく働く Agile/Scrumやその他のスタイルに関係なく全ての土台になり最上位に来る価値観だと思っています。

  • チームで学ぶ 今回のチームでは機械学習は全員が初挑戦、加えてScrumにも不慣れなメンバがいる中で「いかに上手く学ぶか」が大きなテーマになっています。 そんな中では「速く進む」よりも「たくさん学ぶ」ことをメンバ全員が安心してやれるように意識しています。

  • なんでも共有する バックグラウンドが異なるメンバが集まっていて、しかも普段はリモートワークで働いているために、互いに空気を読んで阿吽の呼吸でなんとなく進める作戦は機能しません。 そこでアウトプットに限らず、個人が見つけてきた情報や頭の中の思考/感情に至るまで可能な限り可視化して共有できるようにしています。


やってみて嬉しかったこと

公開後にいくつかのフィードバックを頂いたのですが、その中でも特に嬉しかったのが  「仲良さそう!」  「フラットに会話する、良い空気感を覚えました。」  「心理的安全性がきちんと確保されているチームだと強く感じました。」

という声が沢山あったことでした。


ホントにこれだけは絶対に守りたいポイントだったので、外から見てそれが出来ていると言ってもらえたのは嬉しかったー!

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