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  • 三浦茜

フルリモート × モブプログラミングの一例

こんにちは。Agile Studio エンジニアの三浦です。


今回は、「アジャイル開発とスクラム 第2版」にも掲載されている、ANAシステムズ様との共創プロジェクトでの開発風景をご紹介したいと思います。


このプロジェクトには、現在開発者が10人います。スクラムチームとしては大規模な方らしいです。開発者10人がそれぞれタスクを持って一人で開発しているのかというと、そういうわけではありません。3人チームがふたつ、4人チームがひとつの計3チームで、それぞれモブプログラミングをしています。


※画像はイメージです。

今は完全リモート開発なので、全員Zoomに常時接続しています。


Zoomにはブレイクアウトルームという機能があるので、2つのルームを作り、ホームとルーム1とルーム2に分かれて作業をしています。



↑こんな感じ


このときは、

  • チームA:3人(うち1人が離席)→2人

  • チームB:3人

  • チームC:4人(うち2人が離席)→2人

という状態で、チームAが「ホーム(ブレイクアウトルーム一覧上では見えません)」、チームBが「ルーム1」、チームCが「ルーム2」にそれぞれ分かれて作業をしていました。


POが打ち合わせをするときは「PO」ルームに行き、開発者に意見を聞きたいというときは、他のルームに入ってきたりします。


また開発者同士でも、チームメンバーだけではわからないことがあったりしたときは、他のルームに聞きに行きます。


実際にこのときも、「ホーム」にいたチームAが「ルーム1」にやってきて、チームBのメンバーに聞きたいことがあるとのことで、チームBから一人「ホーム」に連れて行かれました。


この体制について、スタジオ見学などでよく聞かれる質問をご紹介します。


Q. チームのメンバーが休暇などでいないときは?


A. 残ったメンバーで作業することもあれば、一時的に他のチームと合体することもあります。状況に応じて柔軟に対応します。


Q. チームは固定?


A. 毎週オンラインあみだくじを使ってシャッフルしています。


Q. リモートでモブプロしづらくない?


A. 言葉で伝える力が試されているなとは思いますが、リモートだからやりづらいということはあまりないです。どうしても言いたいことがうまく伝わらないときは、Zoomの「コメントを付ける」という機能を使います(画面に落書きができます)。


わたしが入った当時は、確か開発者は9人でした。そしてその9人は、一人ひとりがタスクを持ち、一人で開発をしていました。わからないことがあったら適宜わかる人に聞く、という感じです。


既にできあがっているチームに途中でぶちこまれ、(説明はされていますが)初めて見るシステムを"さあ開発してくれ"と言われたわたしは、既存のコードをひたすら読んで書き方を真似て、なんとか一つの機能を仕上げた記憶があります。


今思うとよくできたなと思います。よくある環境かもしれませんが、ゆとり世代なので普通にしんどかったです。


そんなわたしを見かねた……のかわかりませんが、程なくしてふりかえりで「チームに分けてモブプロしてみよう」と提案され、この形が始まりました。


で、この形がずっと変わらず続いているかというと、そうでもありません。毎週行われるふりかえりで挙がったProblemやTryをもとに、いろいろな形を試しています。


最初はベテランメンバー・中堅メンバー・初心者メンバーが混ざるようにシャッフルしていましたが、最近は初心者メンバーも慣れてきたので完全シャッフルになったり、さらに最近のスプリントでは、初心者メンバーだけで構成される通称「チャレンジチーム」を作って、ベテランメンバーの力を借りずに開発に挑戦しています。


どんなプロジェクトでも絶対にうまくいく形はないと思います。常に改善を続けながら、自分たちにとってやりやすい形を探っていくのが大事なんだなあーと、このプロジェクトに入ってより強く感じるようになりました。

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